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2020年 来年もまたやりたいボードゲーム5選

 昨年はTOP5という形で紹介させてもらったが、今年は特に1位に押したいゲームもなかったので5つ選んで終わりにしようと思う。昨年は泣く泣く次点に回したゲームも多かったが、今年は様々な要因が重なって“これぞ”というゲームは結局現れなかった。

 その要因の際たるものは、今年は誰もがそうだったと思うが、遊ぶ機会が限られてしまって新しく遊んだゲームの数自体が、昨年よりも相当少ないというのがあった。おかげで未プレイのまま年を越すゲームが今年は7つも発生してしまった(※ただし拡張は数えないものとする)。ちらほら評判が聞こえてくるものもあるので、来年に期待。

 要因のもう1つは、フィギュアゲーと協力ゲーを購入射程からわざと外しているのが、今年は大きかったかもしれない。グルームヘイヴンやらネメシスやら特に興味が無くても評判が聞こえてきたゲームはかなりあったと思うが、塗りには全く興味がないのでしょうがない。フィギュアの無い普通のボードゲームとして出てくれていれば、その中に“これぞ”というゲームもあったかもしれない。

 最後に、去年はALL TIME BESTというべきBarrageがあったので、直後の今年はそれとの比較でどうしても不利にならざるをえなかったかもしれない。今回の5選はできるだけ再プレイして、あらたな魅力に気付ければ、来年はきっと良い年になる。

 

 長い前置きになってしまったが本題に行こう。ただし、今年初めて遊んだゲームが対象なので、発売自体は去年以前だったゲームがあるかもしれない。

 

NIDAVELLIR/ニダヴェリア

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まずは今年遊んだ回数の一番多かったこれ。記事でも書いたが人数が増えてもプレイ時間があまり変わらないのが特に重宝した。

 

Q.E.

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競りの制限をかなりの部分取っ払った競りゲーム。「プレイヤーは国なのでいくらでもお金を刷って使って良い」という設定とも上手くマッチしている。何かを足さずに、むしろ何かを無くすことによって新しい感覚を生み出しているのは見事と言う他ない。

 

Tidal Blades - Heroes of the Reef

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アメゲー枠。アメリトラッシュ最高峰とも名高い『Argent The Consortium』に比べると、かなりすっきりと遊びやすく、分かりやすくなっている。どちらを遊ぶか悩むレベルには肉薄している。ただし、かなり捻った背景世界を創り上げているので、ど真ん中160キロストレートで投げ込まれる「魔法学院総長選挙」には世界観的魅力は到底及ばない。逆に半魚人とかポリコレヒロインとかが刺さる人にはこっちだ。

1プレイでは到底出現しきれないカードの数々、担当キャラをレベルアップする複数の選択肢、アメゲーを比較的手軽に楽しめるゲームとして相当アリだと思う。

 

Maracaibo/マラカイボ

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安定のPfister今年の新作。漏れなく、間違いなくインストできたのがこのゲームのハイライト。しかし毎作毎作これだけのルール量を安定して遊べるように組み上げるPfisterには心底感服する。

 

Abluxxen/アブルクセン

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え?今さら?という感じの名作を軽ゲー枠&特別枠で。購入&初プレイは多分5~6年くらい前だが、その時には大して面白いとも思えずそれっきりで長年放置していた。しかし世の中の評判はすこぶる良いので、ためしにもう一度遊んでみよう!で遊んでみたら面白かった。おそらく最初に遊んだ時には何かルールを間違えていたのだろう。やっぱり世間の評判って大事だよね。

 

最後に、今年もたくさん遊んでもらった仲間に感謝して締めとしたい。流石に今年は障害が大きすぎたので、来年は少なくともマシにはなることは期待できるだろう。