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Parks/パークス Mechanica/メカニカ Glen More II: Chronicles/グレンモアII:クロニクルズ など

3週間くらいブログ更新を放置してしまったが、この間はあまりブログを更新したくなるようなゲームに出会えなかったのが原因である。1週間に1度のペースで10年に1度級の名作を供給できないボードゲーム業界のほうに原因があるのであって、私の飽き性とか怠け癖とかは全く関係ないのである。

というわけで簡単に覚え書き。買いたいゲームが多すぎて、買わない理由を必死に探している人にとっては参考になるかもしれない。

 

◆Parks

5人でプレイ。多分だけど、5人は良くなかったのかなぁと思う。人がいるマスには基本的には入れないので、人がどう動いてどのタイミングでマスが空くかがインタラクションの肝で、その読みが当たったり外れたりの一喜一憂がゲームで大事な部分になるはずなのだが、5人は多すぎた。他の4人の動きを読んでいるとプレイ時間が膨大になってしまい、一喜一憂するには時間が足りない。4人も他のプレイヤーの思惑があると、どのマスが空くかはほとんどただのランダムのようになってしまい、ゲームのポテンシャルが十分堪能できなかったと思う。3人で再戦の機会がどこかであれば。

 

◆Mechanica

掃除ロボット生産工場のラインを作るゲーム。お掃除ロボットを豪華に、大量に生産できるように、自分の工場を作っていく。着想もテーマも悪くないが、如何せんデベロップ不足テストプレイ不足を感じるゲーム。中でも大きな得点源である「設計図通りの作成」の作り込みが雑すぎると感じる。

掃除ロボットは3種類あって、ベーシック⇒プラス⇒デラックスと豪華になっていき、基本的にはベーシックのロボットをデラックスに改良できるように自分の工場ラインを組み上げていく。デラックスのロボットはベーシックよりも3倍の値段で売れ、ロボットを売ったお金がそのまま得点にもなる。なので基本的にはデラックスの生産を目指してラインを改良していくのだが、ここに設計図の横やりが入る。設計図が要求するロボットは、度々ベーシックのものが混ざっていて、それがゲームを通してランダムに出てくる。ラインを改良するタイミングのずれで、たまたまベーシックを生産できるプレイヤーが大量得点を獲得できるという運ゲー感が非常に強い。かといって設計図はすぐに交換されるので、設計図に合わせて自分の工場を組み上げることもできない。自分で行った工場ラインの改良が報われないのは悲しすぎる・・・。

 

◆Glen More II: Chronicles

有名なゲームのリメイク作。悪くない。面白い。

ただ、ゲーム終了時にタイルが多いと結構なマイナス得点を喰らうのがやっぱり報われなさを感じて気になるが、こちらは、上手くできるんじゃないか、効率を考えなければ、と次戦に向けてのモチベーションになる。拡張セットも8つあるので、ゆっくりと消化していこうと思う。同じようなシステムを持ったゲームでは、Shipyard/シップヤードが思い浮かぶ。遠い昔に遊んだきりなので、こちちらも久しぶりに遊んでみたいところ。