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L.A.M.A./ラマとFabfib/ファブフィブ

今週は映画を見る会だったのでボードゲームは無し。5人でお手軽ゲームのみプレイ。

 

L.A.M.A.は面白いんだけど、特に考えることもなく遊べるのでゲームと言うより遊戯に近い。知っておくべきテクニックというか定石というかが1つだけあって、「手札は1つ飛びに残す」というもの。つまり1234という残し方はせずに、135Lという様に残す。前者は5と6の時に出せなくなるけど、後者は場にどんな数字があっても出せる。これだけ知っておけばあとは手成りで、たまに降りるかどうか悩んで、たまに残った最後の2人のチキンレースを見て楽しむ。以上がL.A.M.A.。

 

Fabfibは久~しぶりのプレイだったけど、さすが色褪せない面白さ。「嘘かな~本当かな~」だけで遊んでも十分面白いんだけど、Fabfibには実はいくつもテクニックが存在する。実際に今回のゲーム中に使ったものだけ簡単に紹介。

 

①初級編

3つの数字の1つに「0」を混ぜると嘘が通りやすい。「0」の1枚を変えれば簡単に数字を上回れる、と思わせられるためだ。

“652”で回ってきたカード3枚を全部交換して、“960”を宣言し、“311”という手札を押し付けることができた。この時点で自分含めて残りは3人。すぐに回ってきたカードを脊髄反射でダウトして勝利できた。

 

②中級編

敢えて一番高い数字を交換する。

“755”で回ってきた時、2枚の5を交換して1枚でも6以上を引き込んでパスするのが普通の思考だろう。ただこの時はまだ脱落者ゼロで5人全員が健在。一周して回ってくる辺りがまさに900後半の佳境になりそうで、長期戦になると苦しい選択を突き付けられそうな状況だった。というわけで7と5の2枚を交換に出す。無事8と1を引き込んで“851”を宣言。755から2枚交換で7が残らないという不自然な宣言により、下家の勇者からダウト宣言を引き出して勝利できた。

 

③上級編

初手“943”から敢えて“941”を宣言して下家の勇者にパス。これは②中級編を下家の勇者との連係プレイでさらに高度化するテクニックである。例えばこの後、勇者が1枚も交換することなく“943”を宣言して下家にパスする、とか、4だけ1枚交換して“941”からの1枚交換で“963”を宣言、などすれば、そのまた1つ下家の少年兵がひっかかるかもしれない。どのみち“943”スタートで1周するならほぼ負け確に近く、短期決戦以外に道は無かった。しかし、何を思ったか勇者に即ダウト宣言されて敗北を喫してしまった。いや結果としてはそのダウトは正しかったんだけどね・・・。

 

というわけで、最後のテクニックは不発に終わったが、Fabfibには他にも色々とテクがあって、「嘘かな~本当かな~」以上の面白さが実はある。そして「嘘かな~本当かな~」だけでもそこら辺の凡百のゲームよりも面白いのは、さすがの名作である。