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Kickstarter/キックスターターを楽しむための4つの習慣

【初めに:この記事の内容】

 「クラウドファンディングは買い物じゃなくてあくまで出資だよ!気をつけなよ!」という警告は山ほどあるが、生憎こちとらショッピング感覚で楽しんでいる。そのうち痛い目に会うかもしれないが、それまでは気軽に楽しむつもりである。だって一般人だもん。しょうがないね。ちなみに英語は、Weblioのサイトを駆使して何とかメールをやり取りするレベル、ルールブックは(やっぱり)Weblioで単語を検索しながら半日かけて読むレベルである。会話は、知ってる単語の羅列と身振り手振りで乗り切ってきた(つもり)。どこからどう見てもいつか痛い目に会いそうなモブ一般人である。そんな一般人が一般人目線でキックスターターを楽しむコツを列挙するので、何か共感を得たり参考になったりするかもしれない記事である。

 

【なぜキックスターターなのか】

 今や世に日本語版ボードゲームが溢れるこの時代に、なぜあえてキックスターでボードゲームに出資するのか。一言でいえば、そちらの方が好みに合うから、である。おそらく私や私の周りのボードゲームの嗜好や環境は特殊な方なので、それに合ったものを求めた末にキックスターターに辿りついた。

・自分の得点を伸ばすことと同じくらい、相手の得点を邪魔するのが好き

インタラクション薄めの昨今の流行とは真逆である。皆邪魔が好きだし、邪魔されるのが当然だと思っている。キングメーカー問題などは未だかつて問題として語られたことはなく、当たり前にある空気のようなものである。

・長時間ゲームが好き

ゲームは1時間以上かけてじっくりと楽しむもので、コミュニケーションツールとは考えていない。大学生時代からのクローズ会という特殊な環境が影響している。大喜利系も1回やれば十分となってしまう。

というわけで、人気のゲームでも私たちに合わないことが多い。過去の名作を米独Amazonで買ったり、たまに運よく中古で買ったりしていく中で、いつしかキックスターターにも出資するようになった。もしもあなたが、「このゲームすごい面白いのに何故あまり話題になっていないんだろう?」と感じることが頻発するなら、キックスターターボードゲームを手に入れてみるのが良いかもしれない。

 

キックスターターを楽しむための4つの習慣】

◆その1◆出資しない基準を明確にする

 自分が今まで(面白そうだと思っても)避けてきたゲームがある。面白そうなゲームは本当にキリがないくらいローンチされる続けるので、自分の中で「こういったものはどんなに面白そうでも絶対出資しない」というルールを持っておけば、お財布にも優しいし英語を読む時間も削れる。

①効果が書かれたカードを20枚以上使う

②フィギュア/ミニチュアが付く

1は、『Argent the Consortium』で懲りたからである。和訳神様がルール(のみ)和訳してくれたのでうっかり米Amaで買ってしまったが、カードを訳して、カードの大きさに合わせて入力して、切って貼って、と3週間くらいかかった。自分一人ならカードの効果くらいなら素読みで十分だが、皆でやるとなると和訳が必要になる。すごい面白かったゲームなので後悔は全くしていないのだが、どうせならもっと簡単に楽しみたい。

2は、ペイントとか彩色とかにあまり興味がないからである。同じ時間を使うなら、まだカードを訳して切って貼ってをする方が楽しい。

自分はまずこの2つを画像でチェックして、抵触するならすぐさま切る。一般人なので無限に買える財布もないし、英語もスラスラ読めるわけじゃないからね。

◆その2◆直観を信じて何か感じたらすぐさま出資する

 途中出資したいボードゲームが溜まりすぎて、とりあえず「いいね」をつけて期限ぎりぎりまで様子を見て、出資するのも期限ぎりぎりになって、ということをしていた。ただ、そういった出資の仕方はまったく面白くないことに気がついた。ストレッチゴールをまったく楽しめないのである。やっぱり出資した後で、「やった!拡張が追加された!」とか、「コインがメタルになるまでもう少しだ!行くかな~どうかな~」というのが本当に楽しい。このワクワク感は、早期出資に突っ込んで多少痛い目を見ても絶対にお釣りがくる。

◆その3◆完成予定日は見ない、忘れる

 たまに来るアップデートも「そうだ、このゲームが(いつか)来るんだった!」と楽しい気分になる。

◆その4◆送料はよく確認する

 Shipping Costの項は一番よくチェックする。一度、“送料は後で請求するよ。まだ決まってないけどAsiaは$20~30くらいになると思うよ”というゲームに出資したら、$45の送料を取られたことがあった。ゲーム自体が$52だったんですが・・・。というわけで、しっかりと送料の表を載せているゲームに出資しよう。曖昧な表記なら、たとえ送料$45でも良いから欲しい場合にのみ出資すると心に決めたのであった。

 

 以上がいち一般人がキックスターターを楽しむために行っている習慣である。一般人なので、「ここのメーカーは送料高いよ」とか、「ここのメーカーのは日本語版が出るよ」とか、そういったディープな情報は全く提供できない。でも、けっこう特殊なショッピング感覚で楽しいよ、とだけは言えるのである。